2023年10月の宅建試験に無事合格はしたものの、不動産系の会社で働いているわけではないため、実務経験ゼロ。
宅建士証発行には【実務経験2年】もしくは【登録実務講習】が必要となります。
そのため、実務経験のない私は、宅建士証を手に入れるためには、【登録実務講習】を受ける必要がありますので受講しました。
申し込み
登録実務講習の申し込みは宅建試験終了後、受付が開始されます。
【合格発表前に先行して申込みを開始する会社】と【合格発表後に申込みを開始する会社】があります。
私は自己採点で41点だったので、マークミスがなければ合格しているだろう!と思い、合格発表前に先行して申込みを開始する日建学院にて申込みを済ませました。
合格見込みがある場合には、先行で申込みをすることをお勧めします!!
理由としては、
合格発表後は登録実務講習の申込みが各社殺到するそうです。HPにもアクセスが難しくなるくらい混み合うとのこと。
また、基本的には翌年の1月以降の講習の受講が可能ですが、1月~2月の講習は人気なので、土日など希望する日程はすぐに埋まってしまいます。
私も先行で申込み予約をしましたが、すでに(残り〇枠)と記載がある日程もありましたので、早めに講習を受けたい場合や希望する日時や講師がいる場合には、早めに行動したほうが良いです。
また、自己採点の結果が合格ボーダー上にある場合でも、合格の可能性が少しでもある場合には、上記のように日程がすぐに埋まってしまうため、先行の申込みをおすすめします。
仮に不合格となってしまった場合にも合格発表から〇日以内であればキャンセル無料となっているところもあります!(※日建学院はそうでした)
テキスト到着(2023年12月上旬)
私は合格発表前に先行で申込みをして、1月の土曜日(2週連続)で受講をしました。
申込みから少し経過して12月上旬に下記のテキストやDVDが届きました。
1月の登録実務講習本番までに事前学習(予習)をしてくるようにと記載がありました。
※私の場合※
やらなくては~!と思っているうちに年が明け、すぐに講習当日になってしまいました(笑)
そんなこんなで事前学習は全くしていません。DVDも開封すらしていませんでしたが、何とかなりますので心配しなくても大丈夫です!
登録実務講習
日建学院の場合は、朝8時50分から講義開始です。
そのため、8時30分には到着するように余裕を持って向かいました!
遅刻には特に厳しいので注意するようにしてください。講義ごとに出席確認もあります。
1限目はオリエンテーション的な内容でしたが、2限目からは講習になり、それがお昼を挟んで17時30分頃まで続きます。朝から夕方までみっちり授業を聞くというのは、大学生?高校生?ぶりでしたので中々苦痛でした。。
さらに1日ではなく、2日間というのがとてもきつかったです。
ただ講師の方が不動産鑑定士の方で、実体験を織り交ぜて話していただいたので、寝るということはなかったです。爆睡している方もちらほらいましたが、事前の情報収集で【遅刻】と【居眠り】は不合格の可能性があると見ていたので居眠りにも気を付けました!
※前日は早めに寝て、しっかり睡眠をとっておくことをお勧めします。
2日目は、最後にテストが実施されます。
選択問題と記述問題のテストです。
≪選択問題≫
講習2日目の前日に12月に届いたテキストの問題演習を1周しました!やっておいた方が良いと何かのサイトで見たためです。宅建試験と内容も重複しているので難しいこともほぼなく、1度解いておけば問題ないかと思います。
もし、テスト中に悩む箇所が出てきても、テキスト持ち込み可ですので、テキストで探して回答すれば問題ありません。
これはやっておいて正解でした。同じようなことを問われることも多いので、時間があれば、前日までに1周しておくことをお勧めします!
≪記述問題≫
これは全て2日間の講習でやった演習問題と同じ内容でした。
講義を居眠りせずに聞いていれば解ける問題です。
※普通に講義を聞いて、普通に解けば大丈夫です。
正直、こんなに引っ掛け問題がないことは不自然?それが逆に引っ掛け?と考えたりもしましたが、
何も考えずに解けば大丈夫です!引っ掛けはありません。
結果連絡
即日、修了証を発行してくれるところもあるようですが、日建学院では3週間後に書面が郵送で届きました。
すぐに修了証が欲しい場合には、即日発行してくれるところへ行った方ががよいかなと思いました。修了証が届いても、そこから宅建士発行までさらに時間がかかるためです。
※即日の場合には、テスト終了後に60分程で準備してもらえるそうです。
まとめ
登録実務講習費を支払ったのにテストに落ちてしまったらどうしようと不安もありましたが、無事に修了することが出来ました。
これから受講される方は不安もあるかと思いますが、私は事前学習を全くせず、2日目前日に選択肢問題演習を1度といただけでしたので、心配することはないかと思います!
また、記述問題の難易度も高くありません。講義の中で扱った内容しか出てきませんので、しっかり聞いていれば問題ありません。
ただ、落ちたという方も一部いるようです。
遅刻や居眠りには注意して2日間望むことをお勧めします!
その後、、、無事に都庁へ2度行き、私も念願の宅建士になりました!